骨密度を上げて顔のたるみを改善する簡単な方法
顔がたるんでシワやほうれい線ができる原因の一つに、骨密度が関係しています。
骨密度が高い人は、年を重ねてもシワやほうれい線がほとんど出来ません。
とても効果があるのに、骨密度を上げる方法はすごく簡単なんですよ。
ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。
こちらでは、骨密度を上げる簡単な方法などをお伝えしていきます。
骨密度が低いと顔がたるむ理由
骨密度が低いと、顔がたるんでほうれい線やシワの原因になります。
骨密度とは、骨の中身がどれだけ詰まっているかを数値化したものです。
骨密度は20歳前後をピークに、年齢とともに下がってきます。
なぜ骨密度が低いと顔がたるむのかというと、骨密度が減ると、骨自体も縮んで小さくなり、支えきれなくなった部分の皮膚がたるんでしまうからです。
皮膚がたるむと深いシワになり、老けた顔になります。
特に顔の骨は、脳や顔の筋肉を支えるために他の部分より骨密度が高くなっていて、少しでも減ると見た目に現れてしまいます。
若々しい見た目でいるためにも、骨密度を上げることは大事です。
骨密度を上げる簡単な方法
骨密度を上げるには、骨に衝撃を与えるといいことがわかっています。
もちろん痛いほど自分を叩く、とかそういったことではありません。
ガムを噛んだり、軽くジャンプするくらいの衝撃で大丈夫です。
衝撃で骨が強くなる理由
骨に衝撃を与えると、骨細胞がその衝撃を感知し、骨の中で「オステオカルシン」というホルモンが生成されます。
このオステオカルシンというホルモンには、肥満を抑えるダイエット効果・アンチエイジング効果・免疫機能を高める効果・筋肉の量が増える効果などがあります。
私たちは紫外線やストレスなどを受けると活性酸素が発生し老化が進んでしまいますが、オステオカルシンの働きによって活性酸素を減らすことができるんです。
【オステオカルシンの働き】
・骨密度アップ
・脂肪細胞が小さくなる
(ダイエット効果)
・活性酸素が消去される
(アンチエイジング効果)
・神経細胞に働いて活性度を高める
・免疫機能を高める
・筋肉の量を増やす
・精力を高める
ガムを噛んだりジャンプして骨に衝撃を与えるだけで、こんなに身体に良い効果があるとはすごいですよね。
では実際にどのようにしたらいいのか詳しく説明していきます。
運動しないと足の骨が細くなるように、そしゃくの力が弱ってくるとアゴの骨も弱ってしまいます。
1日10分ガムを噛むだけで十分骨密度に効果があり、筋肉にも力をかけることができます。
骨に重力がかかることで骨密度がアップするので、ジャンプ&かかと落としで骨に軽い衝撃を与えましょう。
身体の骨に衝撃を与えると、顔の骨にも影響が出て骨密度が上がるので顔のたるみケアに繋がります。
ジャンプするのがしんどいという方や、骨粗損傷などですでに骨が弱っている方は無理せずにかかと落としをしましょう。
かかと落としは、かかとだけ上げて、ストンと地面にかかとを落とすことで、かかとに衝撃を与えます。
椅子に座ってやるのでも大丈夫です。
ジャンプのポイント
床から10cm程度ジャンプし、足の裏全体で着地します。
1日30回程度が目安です。
着地の時にかかる足への衝撃が、顔の骨、そしてシワとも関係があります。
骨の中にある骨細胞という衝撃を感知する細胞は、衝撃を受けると「骨を作れ」という命令物質を出します。
足への衝撃は全身に伝わるので、「骨を作れ」という命令物質も全身に広がります。
なので、衝撃を受けるのが足であったとしても顔の骨も作られるため、骨密度がアップして顔のたるみやシワが改善します。
骨を丈夫にする食べ物
骨を丈夫にする食べ物ですぐに思いつく成分といえば、牛乳などに含まれる「カルシウム」です。
でも、カルシウムのほかにも、重要な栄養素があります。
それは、大豆に含まれるイソフラボンという成分です。
イソフラボンは女性ホルモンを作り、女性らしい体型を維持するのに役立つことで有名ですよね。
納豆・油揚げ・豆乳などの大豆製品に多く含まれています。
カルシウムが多く含まれる食べ物
・牛乳
・魚
・チーズ
・ヨーグルト
・小松菜
・チンゲン菜
・いりごま
・ひじき
・切干し大根
大豆イソフラボンが多く含まれる食べ物
・納豆
・豆乳
・枝豆
・油揚げ
・きなこ
・味噌
さらに2017年に発表されたニュージーランドの論文で、大豆イソフラボンとキウイを合わせて食べると、15%も骨がしなやかになり、骨折の危険が減ったことが証明されました。
骨を強くする効果が期待できる大豆イソフラボンとビタミンKの多いキウイを合わせて食べるとより効果的です。