たるまない肌を作る食事〜3つのポイント
たるまない肌を作るために見直すべきは、日々の食事です。
毎日のスキンケアで肌に栄養を与えることは大切なことですが、それだけでは美しく健やかな肌を保つことはできません。
体のどこかに不調があったり、ストレスや悩みなどがあれば、肌の美しさにも影響を与えます。
食事で内側からたるまない若々しい肌になるための3つの方法をお伝えします。
たるまない若々しい肌への3つのステップ
肌を老化させる原因のひとつに「糖化」があります。
タンパク質と糖が結びつくことで、肌のコラーゲンを硬く変質させ、シワやたるみ、黄ぐすみの原因になってしまいます。
糖質の多い白米や小麦を控えて、玄米や大麦などの食物繊維の多い穀類に変えたり、甘いお菓子やジュースの取りすぎには気を付けましょう。
ビタミンは栄養素の吸収や代謝を助ける働きがあり、なかでもビタミンA,C,Eは美白や抗酸化、血行促進、免疫力アップなどの働きがあり「美肌ビタミン」とも呼ばれています。
また、ビタミンB2の不足は、ニキビや肌荒れの原因になります。
そしてカルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラルは、肌の新陳代謝をサポートする栄養素です。
ビタミンもミネラルも、どちらも体内ではほとんど作ることができないので、栄養素として取り入れる必要があります。
たるまない肌でいるために最も重要な栄養は、良質なタンパク質(アミノ酸)です。
私たちの体は約6割が水分で、約2割がタンパク質で構成されています。
図:味の素公式サイトより
心臓などの臓器、骨や筋肉、肌もタンパク質によって作られています。
さらに酵素やホルモン、DNAの形成などにも関わっていて、人間が生きていく上で欠かせないのがタンパク質です。
そしてタンパク質は約20種のアミノ酸の複雑な構成によって形成されています。
このうち人体で合成できない9種のアミノ酸を「必須アミノ酸」といい、
これらは食事からしか摂ることができません。
必須アミノ酸が不足すると筋肉量が低下したり、たるみやシワの原因になります。
また、アミノ酸は、肌の水分保持に欠かせないNMF(天然保湿因子)、肌のハリと弾力を支えているコラーゲン&エラスチンの原材料です。
つまり
アミノ酸の供給量を増やせばコラーゲンの生成量も増えます。
「保湿力UP」
「弾力UP」
「柔軟性UP」
「ターンオーバー促進」
アミノ酸を摂取すると、
健康で強いハリツヤのある若々しい肌を作り出すことができます。
大切なのはバランス
肌に良いと聞くと、そればかりを食べたり、飲んだりするのは間違いです。
摂取した栄養素は互いの働きを補いながら、体内に吸収され、肌だけではなく、いろいろな部位に運ばれるため、バランスよくたべることが大切です。
ですが毎日栄養に気を付けて食事をするのは大変です。
そこでサプリメントを上手く取り入れると便利です。
顔のたるみ・アンチエイジングにおすすめのサプリメントの選び方は、こちらの記事で説明しています。